02 抗菌スマートホン用ガラス

綺麗に見えて、実は汚いスマホのタッチスクリーン。
最近のスマホは公衆トイレのレバーと同程度の細菌が付着している……と、2013年9月に米シカゴで調査されました。(電車の中、トイレ中、食事中等、スマホを手放さない……手放せない人も多いはず。仕事で利用するパソコンのキーボードやマウス、テレビのリモコン、オーディオプレイヤーだって菌まみれだろうけど)
そんな菌だらけのスマホに触れてご飯を食べ、通話のたびに顔にくっ付けていると考えるとゾッとします。

2010年ごろからスマホの細菌について話題になっていましたが、スクリーンに皮脂等の油分を残さないことが大切なんですよね。マイクロファイバークロスや、抗菌フィルム等で対策をしている人も、多いのでは。

しかし、ゴリラガラスで有名なコーニング社が2014年1月、99.9%殺菌可能な、世界初の抗菌ガラス性スクリーンを開発しました。
おおっと? てなものですね。旭硝子のドラゴントレイルは、「単に頑丈なだけじゃない。0.55mmの薄さのぐにゃりと曲がる強化ガラス」で、金属(鍵やカッター等)で引っ掻いても傷がつかず、去年あたりから売り上げを伸ばしていましたが……。

正直な感想をお伝えするなら、今回のこの抗菌ガラスは、「目の付け所が違うなぁ!」につきます。
まさかの抗菌! これが標準装備されるなら、面倒なフィルムもいらないわけですよね。トイレのレバーだなんて言われません。

しかし本音は「旭硝子が抗菌を装備してくれたらな…」につきます。
やっぱり日本製品は質が良いし、何より自国のブランドを応援したいわけです。これに負けないガラスを期待しています。

そういえば、ブルーライト48%カットのガラスも登場しましたね。2月上旬発売予定とか。
他に、ハーフミラー機能(電源オフ時に鏡になる)の付いたガラスも登場するようです。鏡を持ち歩く必要がなくなりますね!
こちらも気になります。